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【5】荒削り
【5-1】角を落とす
背中とおなかの丸みをつけていくのですが、いきなり丸く削ろうとしてもなかなか上手くいきません。ですから、まず角を45度〜60度位落としていきます。サイドプレートとセンタープレートの境目を目安にして、サイドプレートのみ落としていきます。
これで断面が八角形になります。
次に、残った角を落として、断面を16角形にします。センタープレートとサイドプレートを同時に切らないといけない部分は、木目の向きによっては結構難しいので、不安な方はハンドサンダーで削り落としましょう。
【5-2】サンディングここで一度背中とおなかの切削面にペーパーをかけ、丸く仕上げます。センタープレートとサイドプレートは硬さが違うため、フリーハンドでサンディングせず、必ずハンドサンダーやペーパーに角材をあてて削ってください。サンディングブロックを使う時は、#120程度の荒目のペーパーを使用してください。お奨めの方法は、丸パイプを縦半分に切って作ったハーフパイプの内側にサンドペーパーを貼って専用のサンダーを作ってしまう事です。手作業では今のところこれがベターです。
【5-3】アイホールの切削
*ペイントアイが好きな方は省いてください。まずは、入れたい目を購入しなければなりません。目が手に入ったら、目の大きさを調べて、目を入れたい位置にまずマーキングします。中心の位置に0.8〜1mmのドリルで下穴を開けます。貫通させれば左右均等の位置に下穴が開くはずです。次に目の大きさ+0.5mmのドリルでアイホールを開けます。慎重に開けましょう。ドリルは木工用の方がセンターにガイドが付いていて使いやすいです。しかしサイズが1mm単位でしか選べないのが難点か・・・
ルーターで内側をきれいに整えて、エッジをサンドペーパーで面取りして完成です。尚、中心にある下穴は塗装までに木工パテ等でふさいでおきましょう。
【5-4】頭部と尾部の加工
ハンドサンダーを使い、頭の形を整えましょう。形は好みで構いませんが、あまり絞りすぎるとリップの取り付け部分の強度が下がります。
次に、テールの形を整えましょう。形には好みがありますが、塗装が痛みやすい部分なので、エッジを落として丸く仕上げるほうが無難です。乱流効果を狙うなら太めに仕上げスパッとカットしましょう。